book

ローマ人の物語

「すべての道はローマに通ず」読了。 ほぼ、黄金の世紀でローマのインフラは出揃ったと云えるから、この位置にこの話を持って来たい気持ちはわからんでもないが、やはりこうゆう話は、本筋終わってからの方がしっくり来ると思うんだがな。 しかし、この話で…

ローマ人の物語

「賢帝の世紀」読了。 やはり黄金の世紀と呼ばれた五賢帝の時代は、東方の安定があってこそ成立したのではないか。 その安定をローマ帝国に齎した皇帝ネロの評価が、塩野七生の様な小説家はいざ知らず、ローマ史の研究家達の間で低すぎるのは気になるよな。 …

地球人のお荷物

いや、買う積もりは無かったんだ。稲葉明雄・伊藤典夫の訳も変わってないし、イラストはあまのよしたか*1のままだったし、後ろの伊藤典夫の解説もそのままだし、全く持っている本と変わっている所といえば、新井素子の解説が追加されただけだったんだが…まさ…

疲れた

終日、読書。…とは云っても家にある本の読み返しだけだが。 読んだ本リスト。 おもいでエマノン (徳間デュアル文庫)作者: 梶尾真治,鶴田謙二出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2000/09/01メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 99回この商品を含むブログ (73件…

マリア様がみてる

「マリア様がみてる ―仮面のアクトレス」読了。 そうか、すっかり忘れていた。3学期は生徒会長選挙からだったな。 今回は白薔薇さま最強説が裏付けられた話だったなぁ(笑) 黄色のイベントも、赤の事件も天然には勝ててない様な気がする*1ぞ(をゐ) 次はバレン…

高飛びレイク

読了。 どうでも良いが、アマゾンリンク先の(仮)ってのは…発売日になっても付いているのが火浦功らしいよな(笑) ヨコジュンに続いてデフォ買い作家が続くなぁ… しかし、通して読めるのは悪くは無いが、何故にノベルスサイズの分厚い本ってのはこんなに読み辛…

嗚呼!!明治の日本野球

読了。 横田順彌久々の新刊。そりゃあもう、喩え文庫本で1600円しようが、デフォ買いします。本屋のレジで店員がバーコード読んだ後、思わず値段を確認していたのには大笑い。 内容はまあ、是迄のヨコジュン明治野球モノだから面白くない訳が無い。本人の文…

明治デモクラシー

読了。 いや、色々と示唆に富む内容ではありましたわ。 この本一冊の感想を云々するよりは、参考文献・資料を漁る為の良いガイドだったかもしれないな。そういや、ルソーの「社会契約論」はちゃんと読んで無かったな、読んでおかないとな。 しかし、オビの惹…

古城ホテル フリューリングスハウフのおもちゃ箱

「古城ホテル フリューリングスハウフのおもちゃ箱」読了。 …ポケットに一冊も本が入ってなかったので、今月の新刊から読んだ無い作者のをチョイス。 新シリーズ一作目だったからか、ネタが詰まり過ぎて消化不良気味。まあ、コバルトにありがちなんだが(笑) …

マリア様がみてる

「マリア様がみてる ―くもりガラスの向こう側」読了。 31には出ていたが、買うのを完全に忘れていた…(をゐ) なかきよ三色揃い踏みバージョン(闖入者有り)って処でしたな。 妹問題はバレンタイン迄持ち越しって雰囲気が漂うなぁ…その後卒業から新学期と当分終…

好きなのは

は文句無く名作ではあるが、や辺りが好みだったなぁ…また読み返すかな。

屋根裏の二處女

読了。 内容に対して批評めいた事は書きたくないな。これは少女小説のエッセンスが詰まった作品ってだけで良いと思う。 と言う訳で、作品の中身以外の部分で一寸… 吉屋信子作品で一番好きな話だったりするが、この本出た時に買う気にならなかったのは監修が…

ヤミナベ・ポリスのミイラ男

読了。新作が無いのは残念(をゐ)だが、「みんなで踊ろうキャプテン・パープル音頭」と横山えいじのマンガも付いた完全復刻だ。 やはりコレは横山えいじの挿絵が一番しっくり来るよなぁ(笑) こ〜ゆ〜の迄再発されるのは嬉しい事だ。エマノンや女性名シリーズ…

マリア様がみてる

「マリア様がみてる ―未来の白地図」読了。 赤の伝統は[マリア像の前」と「一度断られる事」に決まったんだろうか(笑) 個人的には、この後、菜々がどんな反応していたのかが気になる処だが。そういや、マリみて栞と祐巳栞に加え、乙女ちっく通信が3枚入って…

増補改訂版 オール・アバウト・ナイアガラ

閉店前に間に合って店員に予約票を渡したが…「すいません、今回入荷しませんでした。10日位後になります」と。 止むを得ないのでキャンセルして他の本屋で無事ゲット。 ダメじゃないか○善…やはり、白夜の書籍は仕入れルート違うのか(笑)内容は常の如し。凡例…

大瀧詠一―総特集

何時もの友人からメール。何事かと思ったらが発売中、、が12/7発売予定との事…師走も近いってのにこうも纏めて出てくるとはなぁ…無事、年越し出来るか不安になってしまうではないか(をゐ)も罪な人よのう…と喜び勇んで本屋へGo!(笑) 発売済は無事ゲット、未発…

ぼくの読書法

読了。 植草甚一と出会う前に自分の本の選び方、読み方は固まっていたんで、あまり影響を受けなかったなぁ。 ただ、ブティック行って、女性用の小物類から、男でも使えるモノを探すのが好きになった辺り、影響大なのかも(笑)

ぼくの東京案内

読了。 どんどん思い出してきたぞ、この本で初めて渡辺貞夫と鬼平犯科帳を知ったんだった。 ナベサダは自分でカセットを買ったが、鬼平は親父の段ボールに詰まっていた「オール読物」を掘り返して読んだなぁ… この時期辺りから月一で東京通い*1を始めたんだ…

植草甚一自伝

読了。…というか、頁を開いたら、リアルタイムで読んでいた時の記憶が鮮明に甦って来てしまった。 「植草甚一スクラップ・ブック」はオリジナルを買っていた親父の本棚から引っこ抜いて夢中で読んで*1いたんだよなぁ… 今回改めて思ったのは、あたしの喋りの…

謎の故郷

「津軽隠密秘帖」読了。 ま、小説としては正直喰い足りないが、中央の出版社で出すんならこの程度だろうなぁ… オビの惹句と内容の齟齬もかなりのもんだしね。 あとがきのネタであったが、地元の神社の宝物殿にあった諸国の城絵図ってヤツは、昔、一部を見た…

ローマ人の物語

「危機と克服」読了。 一年で3人の皇帝が生まれたり、市街戦を見世物の様に楽しむローマ市民がいたり… ネロの死後の混乱した時代から、五賢帝の時代迄の混乱したローマ帝国。 う〜ん、何となくだが、田中角栄以降の日本のゴタゴタにスケールは違うが似ている…

富士スピードウェイ-最初の40年

「富士スピードウェイ-最初の40年」読了。 買ってから一週間寝かせていたのは、個人的に思い入れがあるサーキットの話なんで、記憶を手繰り寄せていたからだったりする。 生で見た始めてのレース会場、しかもそれがF1だったと云うのは、その後の自分の方向性…

よみがえる熱球−プロ野球70年

「よみがえる熱球−プロ野球70年」読了。 去年のNHK番組の未放送ネタ等を集めた話。 番組の方もそうだったが、川上哲治に聞き語りした創生からのプロ野球史みたいなもんだな。 常勝監督の厳格な人ってイメージではない野球好きのお爺ちゃんの話って感じでいい…

野球史

「熱球三十年」読了。 文庫化された29年前に買いそびれたままの本が再発されたのかと思いきや、改版されてエッセイが追加されただけだったか… 明治大正期の野球人は選手の天賦の才の必要性と、才能だけでは一流と呼ばれない事を知っていたんだよな。 戦後の…

ローマ人の物語

「悪名高き皇帝たち」読了。 古代ローマで最も有名な人、ネロ。 この人の悪名の高さは、やはりキリスト教を最初に弾圧したからなんだろうか… 後世の歴史家達が、他の皇帝の放蕩、悪行迄、ネロがやった様に記述している様に思えてしまうんだよなぁ。 悪癖、失…

紫式部物語

読了。 源氏物語…どうしてものめり込めないが、無視出来ないという、自分にとってはある意味鬼門の作品。 理由は宇治拾帖の中途半端な終り方なのは判っているんで、色々な研究者や文学者の解釈を追いかけてみているが、未だ満足出来る解釈には辿り着けていな…

SFロボット学入門

15年程前にを人に貸したっきり戻ってこなかったので、探していたけれど、まさかソフトカバーの版が見つかるとは…1971年初版当時の価格の倍の1050円だろうが気にせず購入。 初版刊行から35年近く経っても内容の大半が古びていないのは流石。石原藤夫氏の年齢…

スリピッシュ

「一人歩きの姫君」読了。 漸く物語が動き出したって感じかな…しかし、2巻目と3巻目の間の5年って経過もとんでもないが、前編と後編の間が1年以上過ぎているってのは大問題だと思うなぁ(笑)

「赤道南下」、「南洋通信」

双方共読了。 色々な切り口はあるだろうが、南方への道は当時の日本人にとって、近しいものだったんだろうなぁ… きな臭い時代に進んで行ってると判っていても、それを日常と受け入れて生活していく姿が現実だと思うなぁ。

スリピッシュ!

東方牢城の主、盤外の遊戯、読了。 「赤道南下」と「南洋通信」を探しに行ったけど見つからず、ふらっと入った古本屋にこんな物が… 本当にコバルトの旧作の入手困難さと来たら、困ってしまうなぁ。2冊かけても本筋に踏み込んでいかない所などは流石「マリみ…