ドイツGP予選

ベッテルアロンソ、マッサ、ウェーバー、バトン、ハミルトン、クビサバリチェロの順。
フェラーリ勢が速さを見せたが、土壇場でベッテルが引っ繰り返した予選の展開。決勝に向けてのフェラーリの不安はチームスタッフとドライバーの不協和音だな。それが無ければフェラーリの1-2もありうるな。

厳しいと云えば、1954年シーズン*1以来の母国ドイツGPのメルセデス。何とかロズベルグはQ3進出は出来たが、ヒュルケンベルグに最後で引っ繰り返されたシューマッハは…マシンをシューマッハ向きに振ったセッティングにしたのが失敗だったと思うぞ。

そのシューマッハの後ろ12位の小林はもう一寸の処でQ3を逃した。予選順位をもう少し上げたら表彰台圏内の争いに絡める処まで来ているんだがなぁ。

下位グループでは、トゥルーリブエミに0.5秒差まで迫って来た。前戦に投入したアップデートが功を奏したって感じかな。今後のアップデート予定が無いのは勿体無い気もするが…
山本は前戦と違い、チャンドックの代役でヒスパニアからの出走だが、マシントラブルで予選不出走のデ・グラッシが後ろにいるだけの事実上の最下位。チームメイトに1秒近く離されるのは頂けない…

決勝はレッドブルフェラーリの対決になりそうだな、マクラーレン勢はレースディスタンスで何処まで喰らい付いていけるか…かなり厳しそう。

*1:この年はファンジオのポールトゥウィン。