銀河英雄伝説

読了。
徳間ノベルスの巻数がつく前のと、徳間文庫版は買ってはいるが、徳間デュアル文庫版は冊数が多すぎて買ってなかったなぁ…
買っていなかったデュアル版が底本との事なので購入。
解説の鏡明は日本でのスペース・オペラの一変形として紹介しているが、当時一読した感想は、「アニメ」と言う媒体に縛られなかった「ガンダム*1」って感じ。
それと、海外*2SFにあまり触れずにSFを読むのが当たり前な世代としては、敵と味方が単純な悪と善で割り切れないモノってのは、手塚マンガを筆頭に、至る所で目にしたモチーフだったので、それに新鮮味は感じなかったなぁ。

今回再読して改めて思ったのは、あたしにとってこのシリーズの魅力は(架空)歴史小説を読む面白さなんだな…という事か。「ファウンデーション」を読む楽しさに通ずる物があるよな。

まあ、こんな事ウダウダ考えずに、楽しく読める小説なんだから、のんびり読むのが一番なんだが…

*1:の様なモノ

*2:特にアメリカの…