イズミ幻戦記 1

読了。
…これって初出は何時だっけ。確か、集英社スーパーファンタジー文庫創刊時の第一回配本のラインナップに1巻があった記憶があるから、1991年の春先だったような。
表紙も初出の時同様岡崎武士なんだが、露骨に絵のタッチが変わってしまい、別人が描いたかと思ってしまった。(をゐ)
久々に読み返した事になるが、今でも充分楽しめるのは、小説としての出来が良いからか、それとも此方の中身が変わってないからか…(笑)
兎も角、素直に楽しく読めましたわ。あの当時、こ〜ゆ〜近未来の廃墟冒険モノって多かったような気がするが、やはり「北斗の拳」の影響だろうか。
所謂ライトノベル系のシリーズは出版と同時に手に入れないとその後は入手困難だから、再発されるのは喜ばしい事だ。概出の文庫を纏めて、新書で続きも出てくるようだし、また買わねばな。
あ、あと一つ。文庫の時と違い、途中に挿絵がないのは読むリズムを邪魔しないので良い事だな。この後もこの調子で行って欲しいもんだわ。