ブラジルGP決勝

ウェーバークビサ、ハミルトン、ベッテル、バトン、ライコネンの順。
ウェーバー今季2勝目、クビサが今季初の表彰台のレース。

チャンピオン争いはバリチェロベッテルが共に優勝出来ず、バトンが5位入賞したのでチャンピオンはバトンに決定。
シリーズ前半戦にリードを築いて、後半は守りきったチャンピオン決定はバトンらしいと云えるかな。
シーズン中盤以降、リードを守りきる走りに徹したのはロス・ブラウンのアドバイスではあろうが、もう一寸攻めた方が楽にチャンピオン取れたかもね。
まあ、ともあれチャンピオンを取れたのは今年のバトンに力があったからなのは云うまでも無い。来年以降もチャンピオン争いに食い込んで欲しいな。

ベッテルは幾つかのレースで出てしまった経験不足に寄るチョンボを糧にして、来年以降に雪辱して欲しいな。恐らくは今後チャンピオン争いの常連になってくれるだろうし、楽しみである。

バリチェロは折角の母国ポールスタートで土壇場迄表彰台圏内だったのに、ハミルトンに狙撃されて、タイヤパンクで逃したのは勿体無いよなぁ…これでチャンピオンシップの2位もヤバくなったし、踏んだり蹴ったりだったな。

しかし、チャンピオン争いを繰り広げた3人のドライバーが決定のレースで表彰台にいないのは中々珍しいよなぁ(笑)

レースの中身で行くと、小林はかなりアグレッシブに走って、10位フィニッシュ。審議対象になってもおかしくない危うさもあったが、新人としては充分な走りだったな。周り見えてない可能性もあるが、次のレースにも出て欲しいな。
その小林に撃墜されて今季初ポイントを逃してしまったのが中嶋。本当にツキが無いシーズンだったなぁ…
ハミルトンは一周目のトラブルで作戦変更したのが大当たりの表彰台だったが、バリチェロとの接触は審議対象になってもおかしくないぞ。
クビサはシーズン終盤BMWが撤退を決めてからマシンが闘えるレベルに仕上がったので、漸くの表彰台だったが、遅すぎたよなぁ…マシンさえ良ければチャンピオン争いに絡めるドライバーだけに勿体無かったな。
ウェーバーはこのレース圧勝といえるレースをしての勝利。

次戦最終戦は、チャンピオンシップ争いの重圧から解放されたバトンにアグレッシブにせめて欲しいもんだわ。

コンストラクターズもブラウンに決まったし、最終戦なんだから全ドライバーにガンガン攻めたレースを期待したいな。
まあ、初開催の公道レースであるからして、危険*1でもあるんだが。

*1:特に小林とか、グロージャンとか、アルグエルスアリとかの若手ドライバー達がね…